【7/2(水)開催決定】
不登校で失われやすい「自己肯定感」をどう育むか
~メカニズムと具体的実践~

【イベント概要】
近年、不登校の子どもたちは年々増加し、2023年度の文部科学省調査では、
全国の小中学生あわせて34万人以上が「年間30日以上の長期欠席(不登校)」と報告されています。
これは、1クラスあたり1〜2人が学校に通えない状態にあるという計算になり、
もはや「特別な事例」ではなく、社会全体が受け止めるべき現実といえます。
不登校そのものは、けっして「悪いこと」でも「避けるべき状態」でもありません。
しかしながら、長期化することで、子ども自身が「自分には価値がない」「なにもできない」と感じる時間が増え、
自己肯定感や自信、対人関係への期待感が失われやすくなる傾向があります。
また、親としても「このままでいいのか」「関わり方はこれで合っているのか」と悩み続け、
孤立感や不安を抱えやすくなり、なかには仕事を手放さざるを得なくなる保護者もいます。
いま、子ども本人と同じくらい、親のサポートや知識共有の場が求められています。
本講演では、こうした背景を踏まえながら、
不登校の子どもたちに共通して起こりやすい「自己肯定感の低下」に焦点を当て、
そのメカニズムと回復に向けた具体的なステップを、最新の研究や実践事例をもとにお伝えします。
【スピーカー】
並木真人(なみき まさと)
リレーションシップスクール ようへん 代表
人事採用のコンサルティング業務に従事。大手企業の採用活動において、累計30万人以上の候補者対応と1,000名以上の面談を実施。
その後、最先端技術の教育研修会社である株式会社キカガクに参画。AIエンジニアの育成研修講師、人材育成コンサルタント、企業研修統括部門企画の運営。
その他、ロボット・プログラミングスクール講師、葛飾区立小中学校の ICT 導入支援など、数多くの教育現場を経験。
【開催場所】
オンライン開催(Google Meet)
※参加用URLは、お申込みいただいた方へ開催前日までにメールでお送りします
【開催日時】
2025年7月2日(水)20:00〜21:00
【参加費】
無料
【アーカイブ配信について】
お申込みいただいた方へ、イベント開催後にアーカイブ動画をご案内します。
イベント開催中は、途中参加や途中退室も可能です。
【当日のプログラム】
- 不登校 34 万人、その裏で起きていること
- 自己肯定感が下がるメカニズム
- 子どもとの向き合い方とアセスメント
- 自己肯定感の評価
- 回復ロードマップ ─ 目標のリストアップと優先順位付け
- 学校・社会とのつながり方 ─ 学校を”相対化”する
- Q&A